
コーンバターを考えるいちりゅう南宮崎店の新メニュー開発
居酒屋さんの定番メニューで、お子様に大人気のコーンバター。
焼肉屋さんで出すなら、ぜひお客様ご自身で焼いてほしい。そんな思いから、七輪の上に乗せて作るコーンバターができないか?
そこからいちりゅう南宮崎店のメニュー開発が始まります。
“焼くことを楽しむ”焼肉屋ならではの「コーンバター」とは?
まず、調理して完成品を七輪の上に提供する。これは焼くことを楽しむがコンセプトの当店では面白くありませんので却下。となると、七輪の上で調理できる環境を作らなければなりません。
次に、鉄板を置くことを考えましたが、意外と温まるまで時間がかかるのと、鉄板を準備しなければならず、コーンバターの開発コストがかかりすぎて当店の一大プロジェクトになってしまいますので却下。
となると、バーベキューでよくやるホイル焼きがいいかもとひらめきました
ホイル焼きでまず試作を作ってみます。いい感じにできあがりました。
ただ、ここでわからないことが出てきました。焼く時間です。
もう一度試作すると、今度は焦げてしまいました。
アルミホイルで包んでしまうと、焼き加減がわからず焦げてしまう。
しかも七輪で焼くとき、火力は一定にならないので焼く時間を指定するのは難しい。どうしたものか…。
そして、さらにホイルで焼くとスプーンが引っかかって穴が開く。
これでは美味しく食べるには致命的です。ホイルを二重して、それでも強度が悪い。
ここで行き詰まり途方に暮れてきました。
何かいい方法がないかいろいろ探した結果、ついに見つけました!。
透明な耐熱クッキングシートで包んで、アルミホイルの上に置いて焼く方法です。
コストはアルミホイルより高いですが、穴が開かず、透明なため焼き具合がリアルタイムでわかります。
これでコーンバターが新メニューとして完成しました。
焼肉と一緒に楽しめる!七輪で焼く美味しいコーンバター
場所もちょうどよく、塩ホルモンと一緒に焼くことができます。
ただ唯一、七輪から火が出てシートに直接当たると、温度が高すぎて溶けてしまうため、その点だけお客様に注意して焼いていただければOK。努力の結晶、七輪で焼くコーンバターの完成です!
シートだとアルミホイルと違ってスプーンが引っかかりにくいため食べやすく、思いもよらない効果も出て、いい形に仕上がりました。
ぜひお店に食べにきてください!!
この透明な耐熱クッキングシート、他にもメニューが作れそうです。
新しいメニューまた考えよー!